浦安市「格子状工法」の結末 -2016.08.23-


浦安市が推奨する格子状工法
「道路と宅地の一体化液状化対策工法」の結末


 現在、多数の市民の方々や市議の方、また、新聞記者の方々より浦安市の進めている液状化対策(格子状工法)がほとんどの地区でできない状況となっていることについてのコメントを求められておりますので、こちらにてまとめてお答え致します。

 私は浦安市が格子状工法を検討し始めた時期より、この工法の問題点を列記し(過去のブログを確認して下さい)、この工法ではほとんどの地区で採用は無理であろうと指摘しておりましたが、市の意向や賛成している住民の方々に配慮し、以後突っ込んだコメントは避けておりました。
 しかし、先行していた習志野市や千葉市での不採用や、浦安市内のほとんどの地区で不採用となった現在、「何故格子状工法はダメなのか?ダメだったのか?」を列記し、私なりに総括しましたので、今後の参考にしていただきたいと思います。

格子状工法の問題点
100%の住民同意の壁(地下水位低下工法の場合は2/3以上で良い)
重い住民負担(浦安市の場合、1戸あたり150万円~400万円)
費用対効果が不明瞭(地下水位が下がらず、建物のめり込み沈下発生)
既存建物への影響(施工時、地盤沈下や地盤隆起に対する保証が無い)
他都市で採用が進む地下水位低下工法が良いのではないか?

格子状工法が不採用となった理由は概ね以上です。

 なお、格子状工法では、建物の直下の地盤が良くなる訳ではなく、地下水位も下がる訳でもないので、建物の重さにより、地震発生時にはめり込み沈下が生じ、建物は傾きます。(これは国も指摘している事実です)
 これらの事実や施工時の地盤沈下や地盤隆起の可能性(市は±15mmを許容するように求めている)を住民の方々に丁寧に説明せずに同意書を求めた為、一部の住民から猛反発を食らっております。
 

 また、浦安市内では、他都市にて採用が進む液状化対策「地下水位低下工法」を採用して欲しいと言う住民の方々も数多く現れております。
その理由としては、

地下水位低下工法のメリット
2/3以上の住民の同意で実現が可能
他都市での採用事例やその効果を確認できたこと
格子状工法と比較し1/10以下の費用で実現が可能(費用対効果あり)
一部の地区(美浜3丁目)では、地下水位低下工法の効果があると専門家が提言していた事実
浦安市全域(新町であるマンション群を含め)で実現が可能である
住民負担がほぼ無い(潮来市の実例による)

液状化対策は
・地下水位を下げる
・建物下の地盤改良を行い、めり込み沈下を防止する

一般的常識に従えば、以上のやり方が良いに決まっています。


 格子状工法のような費用対効果が薄いうえに、家の周りに強制的に巨大な杭を造る事(地盤を一時的に緩め、セメントを高圧噴射して造ること)は、近接する建物に悪影響を与えるのは、誰が考えても判る事であり、そのリスクを住民に押し付ける工事は好ましくないと私は考えています。にもかかわらず、浦安市は地盤隆起や地盤沈下を±15mmまで許容するように求めており、その後の保証もしないと言っています。であるならば、私は不採用のほうが望ましいと考えます。
 今からでも間に合うのであれば、地下水位低下工法の採用を行うべきであると私は思います。

 最後に、浦安市の住民の方々より、ブログに載せて欲しい、浦安市の液状化対策の実情を知って欲しいと、資料をいただきましたので掲載させていただきます。浦安市内の液状化した地域全体が地下水位低下工法の再検討によって、液状化対策が可能となるよう、私も切に望んでおります。


  


株式会社横浜グラウト
代表取締役 中澤和明

沈下修正業者を選ぶポイント -2015/02/13-

 皆様お元気ですか?
 2月は雪のおかげで結構天候に振り回されていますが、去年の2月みたいな雪が降るかもと思い、お休みにすると降らなかったり、結構工程管理が大変です。

 1月は浦安弁天地区の集合家屋2棟の建物の沈下修正工事を行いました。
 浦安市内の集合家屋の地盤には、アスファルトガラやコンクリートガラの混入があり、削孔手間や注入量も増えて修正が大変でした。同じような案件を浦安市入船地区においても行いましたが、どちらも同じ会社の造成および建物なのです。現在は工事も無事終わり、住民の皆様から喜んでいただき、本当に良かったです。同集合家屋は浦安市の幹線道路沿いに建っており、トレーラー等の通行による、建物の揺れに悩んでおられましたが、弊社の工事により、揺れが軽減されたとの、お褒めの言葉もいただきました。


 現在、習志野市香澄地区においてハイブリッド工法実施中です。香澄地区内は2月から3月にかけて5軒ほど連続で修正していきますが、現在2軒が終わったところです。工事を行っている最中にも、見学者による追加修正依頼があるため、まだまだ続きそうです。

 沈下修正を行う業者は浦安市内や習志野市内を見る限り、淘汰が進み数少なくなりました。事後のクレームが多い業者のほとんどは会社を計画的に潰していたり、名前を変えて営業しているそうです。そのような業者はビラで勧誘したり、ホームページのみが充実してますので注意が必要です。

 また、安く工事を行いますとかいう業者にも注意が必要です。結局追加料金を取られ、高いものにつくのが常識です。


 私の思う業者選びでのポイントは、
過去にさかのぼり、施工実績がきちんと明確にできる業者
ご近所で行った評判が良い業者
同地区で、継続的に仕事ができている業者(何年にもわたって)
工事の内容(工法、費用等)と保証のマッチングができている業者

 私は、は非常に重要だと考えます。
 浦安市内ですと有力者が口利きとなり、一時期はまとめて受注してましたが、その後の不具合の多発生により、現在は全く見ない業者もいます。そういった業者も、ホームページは充実していますので注意が必要です。

 弊社は、現在まで施工後におけるクレームは0件です。
 ですから、継続的にお客様からの紹介や口コミで仕事をいただけているのです。





行政より支持されている液状化被害軽減対策工事 -2014/09/09-

 建物直下の地盤改良工事(ハイブリッド工法)は液状化被害軽減対策工事として、行政の各方面より支持されている工法です。



 これらの自治体のサイトをご覧になって、地盤改良併用建物沈下修正工事(ハイブリッド工法)が、非常に効果的な工事であることがお分かりになれると思います。
 どの自治体も、建物が建っている場合の液状化予防対策として、薬液注入工法は効果的であると述べております。かつ、薬液注入工法は、すでに傾いてしまっているお宅の沈下修正も同時に行うことができます。ハイブリッド工法は地盤改良と沈下修正を同時に行うことができるので一石二鳥であり、費用も最多価格帯として300万前後であるため、費用対効果に非常に優れています。また、布基礎においても、ジャッキは併用しますが、かなりの施工事例があります。

 私は、このような事実があるという事(各行政が液状化対策を公表していること)を、浦安市のみなさんはご存じなのか?こういう事を浦安市は公表または新築時に指導している(していた)のか?非常に疑問でなりません。
 ちなみに横浜市では、少なくとも神戸の震災以降、軟弱地盤に戸建を建てる場合の建築の指導は、かなりされていたと思います。(私自身が新築時に指導を受けたため) 

 その結果は先の震災により明らかでしょう。縦割りなのでこういう事を横浜市は言いませんけど。軟弱地盤には基盤層までの杭はもちろんですが、基盤層が深い場合には2〜3mの表層改良、松杭を密に打設する等の指導を受けます。

 私の述べていることが千葉県(特に浦安市)の方には、特異に感じるのかも知れませんが、私は世間で言う一般的な発言をしているだけです。
 ですから私は以前から、私の知る限りの常識をこの場にてお伝えしてまいりました。過去にさかのぼってご確認ください。
(ちなみに発砲ウレタンは薬液注入材に含まれません。表面的な薬液注入も液状化対策にはなりません。)
 千葉県、浦安市における建物沈下修正の補助は来年の3月までです。お早目にご検討下さい。

 また、現在傾斜地における、盛土による建物の不等沈下および滑動に対する、地盤の補強と沈下修正の問い合わせが数多く来ています。弊社では数多くの施工例があるため、是非お問い合わせ下さい。最適な方法をご提案できると思います。





セメント系薬液注入が、地盤の強化や液状化対策となる根拠 -2013/11/25-

 セメント系薬液注入は、液状化地盤において、非常に効果的であることが筑波大学の研究でわかっております。具体的には、一軸圧縮強度測定や、電気比抵抗による透水係数の関係性から評価しております。
 弊社では、以前より薬液注入圧力の増加と削孔時の逸水率により地盤改良効果の確認をしてまいりました。違うアプローチで、このように同様な評価が得られたことは、非常に心強く思います。

◎セメント系薬液注入の効果確認
(茨城大学大学院理工学研究科・茨城大学工学部都市システム工学科)


 さて、セメント系薬液注入による地盤改良効果があることが、ある程度評価される中で浦安市では、格子工法の議論が各地区で行われております。100%の住民同意や200万円の自己負担(浦安市では1軒あたり1200万円以上の費用がかかるため、200万円の負担を求めている。)という、非現実的な、非常にハードルの高いことを住民の皆さんに求めています。
 私は以前から申し上げておりますが、無理な場合の代替え案はあるのか?生活道路はセメント系表層改良、宅地は恒久性薬液注入を行うという案でも良いのではないかと考えます。要は自己負担金無しで出来る方法も用意すべきではないかと思います。さらに、薬液注入工法は噴射や撹拌系よりも近接する構造物への影響度も低いのです。

 私は格子工法を否定している訳ではありません。しかし、実現可能な対策であることが必須ではないでしょうか?





浦安市の格子工法を考える -2013/09/05-


暑さも少し和らぎました。
この夏も暑かったですね。
一番暑い時期にさいたま市内での工事は非常につらかったです。浦安市内とは3℃近く違いました。エアコンの室外機の風が涼しく感じられるほどでした。笑 私はこの夏で10kg痩せました。なんかとても嬉しい気持ちです。笑

 現在、横浜市保土ヶ谷区内で工事を行っております。建物沈下修正と、擁壁の補強、その他外構工事を行っております。弊社は建物沈下修正だけでなく、その他付帯工事も得意としております。難工事をやり遂げ、お客様も喜んでいただいているのでとても嬉しいです。


 話は変わりますが、私は浦安市における格子工法を完全に否定している訳ではございません。100〜200万の住民負担や100%の住民の承認など、ハードルが高すぎますよね。
 潮来市では地下水位低下工法を採用していますし、神栖市では、液状化地域からの移転を採用しています。
 浦安市では格子工法とのことですが、その対策では完全では無いと浦安市自体が住民説明にて言っています。(その程度が問題ではありますが、格子間距離が12m程度となる現状、および浅い深さでの構築ではその効果は薄いと思わざるを得ません)

 実際には、移転を考えておられる住民の方もおられますし、その格子工法にかかる費用を建物の沈下修正や建物の補強や新築する費用にあてて欲しいと思う方もいらっしゃるでしょう。公用地(公園など)をあらかじめ液状化対策し、宅地に造成して移転する方法等が良いのではないかと思われる方もおられるでしょう。また、入船や今川など、隣地との離隔が1.5m以上無く、格子工法実施自体が困難な地区もあります。

 果たして代替え案等はあるのでしょうか?
 100%の住民の了承は難しいと言わざるを得ません。これは以前から申し上げている通りです。


 また、一部の業者さん(地盤工学会員と称する方々もほとんどが業者です)は、セメント系薬液注入により、格子工法がやりにくくなるとの発言があるそうですが、それは全くのでたらめです。そんなコンクリートのようにはなりませんし、建物直下を改良しているので、格子工法の工事の際には建物の変動(隆起や沈下)が少なくなります。逆に工事がやりやすくなります。格子工法はセメント改良体をラップさせて造成しますので、その改良体のほうが、比較にならないくらい強度が高く、固くなります。そこを削孔し、築造するのです。工事を知らない方の発言なのでしょうね。


 格子工法を行うので、耐圧盤工法や表面注入工法のほうが良いというのも完全否定します。上記のような理由から、その営業トークはいずれ大きな問題となることを予め申し上げておきます。そのような営業手法はそもそも成り立ちませんし、それを信じて修正を行った住民の方々が数多くおられます。そのような方々に今後も同様な説明が行える自信が無いのなら、お止めになるべきです。

 また、日本は地殻変動の活動期に入っており、地震の発生リスクが高まっています。
 縁の下の地盤改良が効果があることは、今更言うまでもありません。地震発生時の沈下量の低減につながりますし、万が一の巨大地震の発生の際に沈下(傾斜)しても、再修正がとても容易なのです。先の震災から2年半が経とうとしています。それ以前の工事を含め、弊社の工事により、再沈下して再修正が必要となった事例は有りません。それが弊社のハイブリッド工法です。

 調査、お見積りは無料です。
 他工法との比較に是非弊社にお問い合わせ下さい。





家屋傾き修正をご検討の皆様 -2012/10/01-

平成24年10月1日以降、浦安市では家屋の傾き修正工事や地盤復旧(改良)工事の補助金の申請手続きの手順が変わります。

 詳しくは浦安市ホームページをご参照願いたいのですが、今後は事前審査に変わります。主な目的としては、不適切な申請の排除、悪徳業者の排除、不具合の発生が予想される工法の不採用等、設計や施工における行政的な指導を業者および申請者に行う為です。

 これで不適切な業者はかなり排除される事になりますが、補助金を出す行政には、施工状況の抜き打ち立ち合い等、不適切な工事を撲滅させる等の取り組みを是非していただきたいと願います。

 弊社のハイブリッド工法は、家屋の傾き修正と地盤改良を同時に行う工法であり、理論上きちんと確立された工法です。もちろん浦安市の事前審査もクリアできるものとなっておりますのでご安心下さい。





浦安市の沈下修正業者 -2012/06/20-

浦安市内で行っている業者数がかなり減少しているようです
弊社は現在 浦安市舞浜地区と日の出地区で施工しております。
日の出地区の構造物は5.5t/m2でかなり重い構造物でしたがすんなり上がりました。

 自然淘汰なのか自浄作用なのか現在沈下修正を行っている業者数は数社に絞られてきたようです。その中で弊社は近接するお宅からの依頼がまだまだ続いております。

 応地建が開発した地盤改良ソフトによると、地盤改良を行った地盤と未改良または表面のみの修正を行った地盤で 地震発生時の沈下量をシュミレーションすると、沈下量は未改良時の1/4以下に抑えられ、かつ地盤改良体により、傾きが発生しにくい構造へ変化することがわかっております。
 さらに、レベル1程度の地震ならば、建物と周辺地盤の相対沈下量の差異はほとんど無く、かつ傾きにくい構造となっております。
 また、万が一の巨大地震発生(レベル2)により、傾きが起きたとしても改良地盤があるため、再修正が容易なものとなるうえ、改良地盤があると建物周囲地盤よりも下がりにくい構造となり、下水道の取付け部が逆勾配になることもなくなります。

 ただし、同様な注入業者がおりますが、弊社のように、地下7.0m以深(旧海底面)からきちんと注入を行っている業者でないと地盤改良の意味がほぼ無いのも事実です。
 契約時には改良深さ、注入量を確認のうえ発注すると良いでしょう。


 私事ですが、今年の7月と9月にある、土木学会、建築学会の発表会が非常に楽しみです。新たな発見、新しい発想が現実的データを根拠に出てきそうです。

 とりわけ、セメント系薬液注入による地盤改良効果の確認(緩い地盤の密度増加とN値の増加の資料)などは出てきそうですね。無ければ我がチームで発表したい内容です。



 最近住民の方に聞かれた中でお答えしたものを掲載します。

Q. うちに電柱があるが、地震の時に傾きそうで怖いです。傾いて家に当たっても補償するとの事だが大丈夫か?
A. きちんと補償してくれるのなら大丈夫ですよね。ただし、電柱から噴砂してその結果家が傾いた際の因果関係はきちんと認めてくれるのでしょうか?予め確認する必要はありますよね。きれいな街なのだから この際地中化してくれれば良いですね。

Q. セメント系薬液注入材料に有害物質が含まれていないことが証明できる書類はありますか?
A. 成分分析を第三者機関に依頼し、問題がないことを確認した資料があります。コピーですがお渡しすることも可能です。

Q. セメント系薬液注入材料は産業廃棄物にはならないのですか?転売の際に心配です。
A. 弊社で用いている材料は産業廃棄物になるような固いコンクリートのようにはなりません。
固い土程度のものです。(N値20〜30)この材料はたて穴を掘る際の地盤改良材に使用されているため、スコップで掘ることが可能な固さに作られています。したがって、程良い地盤となります。

Q. 地盤改良をきちんと行っていることがわかれば、土地の評価が上がりそうですが、其の辺りはどのようにお考えですか?
A. 今後、未改良地盤と改良地盤の評価は変わるでしょう。ご自身が中古住宅の購入を検討する際、どちらが安心でお得かを考えて見てください。弊社では、きちんとした評価をしてもらえるように 施工報告書の提出も行い、性能が最大限評価されるように今後も努力をしてまいります。(先日も数名の土地家屋調査士の方々に施工現場の確認をしていただきました)



千葉県液状化しやすさマップ(平成23年度)発表!! -2012/04/28-

先日、千葉県における液状化被害想定[千葉県液状化しやすさマップ(平成23年度)]が発表されました。震度の違いによる液状化発生を図示したものです。浦安市内は震度5強から液状化発生が起こるというものです。

 震度というものは測定箇所での地表面の揺れの大きさを示したものであり、当然ながら緩い地盤では震度は大きくなります。ですからごく近い場所でも、固い地盤と緩い地盤では震度は変わります。
 地盤改良により、地盤を固め、震度を下げるという減災という行為が不可欠であるという事は、私が重ね重ね申し上げた通りです。地盤改良された宅地は震度を下げることが可能ですし、液状化被害を減少させる効果があるということは分かりきったことです。
 弊社で行ったお宅は余震や重車両の通行、近接家屋の解体工事等で揺れがかなり小さくなります。これは、セメント薬液注入による地盤改良の効果がはっきりと現れた結果です。

 現在、弊社と同様な地盤改良と言われながら 地盤改良深さや注入量が中途半端な業者がいると聞きます。注入深さは、良好な沖積層から行わないと地盤改良の意味は半減します。その深さから液状化対策と言える確実な改良を行うと、少なくとも25m3の材料は必要となります。
 これから業者を選定される皆様はそのあたりを確認すると良いですね。

 弊社では、注入量および注入圧力を印字記録しており、間違いのない仕事をしております。毎日搬入している材料の多さに周囲の方々もびっくりされております。他の業者とは全く違いますから。笑い 口コミで広がる理由はここにもあります。
 仕上がりも良いですし、万が一大規模な地震で傾いたとしても再修正が容易であることも裏付けとしてありますが。


 話は変わりますが、本日弁天地区でNTTの建柱作業を拝見させていただきました。
私は電柱の被害や電柱からの噴砂についてのお話(真の意味での液状化対策)を先日させていただきましたが、NTTさんでは電柱の周りに単粒砕石をいれておりました。これは液状化が起きても噴砂しないで水だけ排出し、液状化被害を低減する対策です。私は非常に嬉しく思いました。
 液状化対策を含めた本格的な復興がいよいよ始まったと思いました。生活道路本体にも是非採用していただきたい工法です。

 以前にも申し上げましたが、民地で液状化対策を行う行為は補助があるとは言え、まともな地盤改良は補助金の範囲ではできませんし、現実問題としても、地盤改良併用でない家屋修正を行ったお宅が多く、再液状化により再沈下するリスクは非常に高いです。
 したがって、生活道路では砕石を厚くしたり、排水性舗装の採用をしたり、とにかく液状化は宅地内よりも道路で起きやすくし、かつ噴砂しにくい方法を採用してほしいと願います。

 ただし、一番効果があるのは縁の下のきちんとした地盤改良です。
布基礎でも施工可能ですし、傾いていない一部損壊のお宅でも地盤改良の目的で弊社のハイブリッド工法を採用していただいております。4月末で浦安市内だけで60軒を超えました。



 最後に、弊社では5月1日から6日まで休業させていただきます。
お待ちいただいていますお客様には申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

私と数名でこの休日を利用し、東北へボランティア活動に参加する予定です。




今後起こりうる地震に早く備えて欲しい -2012/03/19-

 私共の 地盤改良併用傾き修正工法(ハイブリッド工法) はセメント系薬液注入工法で縁の下を旧海底面より地盤改良しているため、非常に良好な地盤に変化しており、再液状化を考慮した工事を行っています。
 すでに浦安市内で50軒以上の工事を行っており、設計思想や工事の質や内容において数多くの方々に評価されております。
 床の精度も数ミリ以内となっており、お客様の満足度も高いです。
 繰り返し同じことを言っていますので・・・

 今日は角度を変えて少し私の心の内を話します。
 私はゼネコン出身の土木技術者であり、自分の中で納得できない仕事はしませんし、そういう仕事は決してお勧めも致しません。
 ですから将来起こりうる地震に備えていない修正工法や、安易に表面のみで修正した工事を間近に見るにつけ心が痛むのです。
 しかも弊社より高い価格であれば尚更です。

 私は営業マンではありません。技術者です。営業トークも苦手ですし上手くお客様にも伝えられません。
 また、職人気質で曲がったことが大嫌いで、短気で長いものにも巻かれません。それがゼネコンを辞めるきっかけにもなったのですが・・・
 それを含めて能力といえば能力で私の営業の技量不足がほんと嫌になる時があります。
 弊社は震災直後には、横浜や福島で震災対応しており、乗り込みが遅く、浦安市内は9月からです。ここまで認知度を高めるのには相当苦労しました。
 その間にも地盤改良を伴わない家屋修正工事は相当進んでおり、さらに今後も進むでしょう。
 それも仕方がないことです。

 私が今願うことは
 今後起こりうる地震に早く備えて欲しいということです。
 それは、減災という考えでもいいですし、保険でも良いと思います。

 再液状化が起きても、家屋が傾かず、塀や門扉が傾かず、液状化は起きるのなら道路や歩道で起きてくれと願います。それは他社を含め、どんな工法で直したとしてもです。
 私も浦安の住民の皆さんと数多く接した、浦安に営業所を置いているいわば浦安市民です。

 現実的には、表面的な傾き修正を行った場合、今後の地震の発生の際の揺れの大きさや再沈下のリスクは高いでしょう。
 しかし、液状化発生時に道路で液状化を誘発させたとしても、噴砂せず、水だけ排出されれば、再沈下のリスクはかなり軽減されるはずです。
 路盤厚を厚くし排水性能を高め、場合によっては路床に透水マットを敷き、砂(泥)をくい止め、さらに開粒系の舗装をして、スポンジから水が出るような構造にしてもらいたい。
 もっというと砕石パイルを道路に打ち込み、宅地内で噴砂しないようにして欲しい。
 平常時に砕石パイルで経年により道路で地盤沈下が起きたとしても、舗装の打換え程度で済むのならば、住民の方の負担は無いですよね。
 しかも工費もさほどのこともないでしょう。

 それに官民境界の地盤改良補強もして欲しいです。排水側溝や塀や門扉は保険で直りませんから。
 私が携わった方々が再度不幸に見舞われませんように。
 最近、私は本業より、そんなことばかり考えているんです。
 偉い人、力のある方、大企業の方、費用対効果においても方向性は間違ってないと思います。宜しくお願いします。
 でもお家の傾き修正は万が一に備えて ハイブリッド工法
 布基礎でも施工可能です。




本当の意味で人の為になるような仕事は何度もある訳じゃない。 -2012/03/05-

「困っておられる方々のお手伝いをしなさい。知恵を絞り、安く、効率的にそしてお客様第一となるような仕事をしなさい。儲けを第一に考えてはいけない。」
去年4月に社員と被災地をまわった際の弊社会長の言葉です。

傾いていた家屋がなおり、外構も仕上がっていくお宅の写真を見せ、工事の進捗状況を報告する度、
「もっと効率的にできるだろう。もっと安く提供し、そして一軒一軒確実な仕事をしなさい。」と具体的な指示もいただきました。会長というより、土木の技術者として社員を引っ張った親方的な存在の言葉は重く、私が本当に信頼していて、尊敬している技術者の一人です。

年末にお客様の満足度を報告した際には、
「技術者として、良い仕事ができて、為になる仕事ができて本当に良かったな。一度きりの人生の中で、本当の意味で人の為になるような仕事は何度もある訳じゃない。やる気や生きがいはそういう所でしか生まれないんだ。これからもお客様の満足がいく仕事をしなさい。」
 
それが会長との最後の会話でした。
去る2月15日 病気療養中であった弊社会長 児玉克彦(享年74歳)が 肝臓がんにより永眠いたしました。

私は会長の教え、社訓でもある「安く、早く、確実にを実践しよう」を忠実に守り、お客様(エンドユーザー)にとって一番の利益となるような仕事をこれからもしていきたいと考えております。





横浜グラウトへ戻る >>







search this blog.

selected entries

categories

archives

mobile

qrcode